コラム

生姜はカラダを冷やす?

2022/12/02

生姜は冷え症に良いとこれからの季節に大人気な食べ物ですね!スープやお茶、お鍋などに入れて積極的に食べているひとも多いのではないでしょうか。カラダをポカポカ温めるとされる生姜ですが、千坂メソッドの視点でみるとまた違う性質が見えてきます。

 
 
確かに生姜を食べるとカラダがポカポカと温まってきますが、どうしてでしょうか。この「どうして?」というメカニズムを知ることがとても大切です。答えは生姜が陰性×碱性の食べ物だからです。え?陰性はカラダを冷やす食べ物じゃないの?と思ったら流石です!
 
陰性の生姜でカラダが温まるメカニズムは、陰性の「拡張する」という働きが血管を拡張するため。血管が拡張すれば一時的に血行が良くなってカラダが温まったように感じます。しかし、生姜は陰性なので最終的にはカラダを冷やしてしまいます。冷え症のひとが飲み続ければ飲んだ時は温まっても、冷え症が根本的に改善されることはありません。
 
一般的な紅茶にいれたり、蜂蜜やレモンなどと合わせる飲み方はおすすめできません。これらもまた陰性のため冷え症は悪化します。おすすめは「陽梅入り陽茶」に生姜を入れること。毎朝飲むことで芯からポカポカと温まります。全体的には陽性なので最終的に冷やす心配なしです♪
 
生姜で血管を拡張し、陽梅や陽茶の陽性を効率よくカラダの隅々まで運ぶことができる最高のドリンク♡
ただし、陰性体質や冷え症の方は生姜を入れないようご注意くださいネ!食べ物は全体の性質を知って目的にあった活用すると最大限の力を発揮します。
 
こちらのレシピをご参考になさってください。
 

陽梅入り陽茶

①陽茶・・・2滴~
②陽梅・・・0.5㎝~
③お湯・・・100㏄
④生姜・・・少々(※平熱が36℃以下の陰性体質の方はお控え下さい)